急行「はまなす」、廃止まであと1か月少々…!乗車するなら今のうち!
投稿日:2016年02月01日
札幌と青森の間を走る急行「はまなす」、日本最後の定期急行列車、かつ最後の定期夜行客車列車です。この姿を目にすることができるのも、あと1か月少々です。 寝台車両と座席の車両が混結されたブルーの客車列車、旅情たっぷり、昭和の香りもたっぷり!大衆文化がプンプン漂うこの列車、北海道新幹線が開通する今春廃止になってしまいます。 つい数年前までは、北海道内だけでも、札幌から釧路、網走、稚内まで夜行列車がありましたし、四半世紀前には札幌から小樽回りで函館まで走る各駅停車の夜行列車もありました。石川さゆりの「津軽海峡冬景色」の冒頭に出てくる「上野発の夜行列車~」は、昔は無数に走っていましたし、つい先日までは上野発札幌行の北斗星も走っていました。 一昔前の昭和に生まれ育ち、新世代の平成に置いて行かれないよう必死にしがみつくアラフォー以上の世代にとって、夜行列車はとても身近であたり前だったという方も多いのでは?これがなくなるということは、一つの時代が終る気分。ホントに残念。今は日本各地に新幹線が伸び、夜行バスも多数走っているので、夜行列車の必要性が薄れてきているので、仕方がないのかもしれませんけどね~。 急行「はまなす」の最終運転は、札幌発が3月20日、青森発が3月21日のようです。きっと最終日は激混で切符入手も困難なのでは、と思います。郷愁に浸るなら、混雑する廃止日近くよりも早めがベスト!2月になると観光客も多くなるので混み合うことも予想されます。乗車するなら今のうちが狙い目!
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