投稿日:2012年02月06日
小樽雪あかりの路を見に来たことがある皆さま、街中で朝鮮語を耳にしたことがありませんか?
実は、毎年40~60人ものボランティアの方々が韓国からいらしているのです!!
このボランティア団体の名前はOKOVO(オコボ otaru snow light path Korean voluntears)といいます。
なんと、
小樽雪あかりの路でボランティアをするための事務局がソウルにあり、
一年を通じて活動をされています!!
5月。実行委員会の総会を開きます。
6月。来年2月のボランティア募集をかけます。
7月。6月末に締め切ったボランティア募集の応募者の選定をします。書類審査の後に電話での審査。そして中旬には事務局の総会を開きます。
8月。月末に選抜された新メンバーに対するオリエンテーションが開かれます。
10月。運動会を開きます。10日に及ぶ寒空の中でのボランティア。まずは親睦を深めます。
11月。韓国各地での親睦会を行います。参加者は韓国全土に及ぶので、各地を巡ります。
12月。忘年会!もちろん親睦を深めていきます。
1月。最後のオリエンテーションとして、合宿をします。本番での役割分担や雪の作成物を確認していくとともに、より親睦を深めます。
日本よりも韓国のほうが準備万端!?熱気満々!?って思うくらい、すごいスケジュールですよね!
これだけのことをして来日されます。
すごい団結力。すごいテンション。
頭が上がりません。。。
しかも、
募集では40人の応募に対して今年は300人の応募。
過去は応募者が700人以上も集まることもよくあったそうです。
今年はさすがに震災の影響で応募者も減ったそうです。
しかも1月31日に富士山周辺などで地震も起こり不安感も漂ったそうで、OKOVO事務局も今年は不安払しょくに苦労されたそうです。
それでも300人の応募。
映画ラブレターの影響で小樽が有名であるとともに、韓国の大学生の間では就職活動にあたりボランティア活動もしておきたいという心理もあるようで、毎年倍率10倍にもなる応募があるそうです。
これらウラ事情を教えて下さったのがコチラのOKOVO括責任者のヒボム君。
ちなみに、選考の基準って何ですか?とお尋ねしました。
「ボランティアの精神があること」が第一条件。
そして、OKOVOについて最低限勉強して知っていること。
最後に、日本語ができればベスト。
ということでした。
最初は書類選考。
この時のNGワードもあるそうです。
私は教えて頂きましたが、ここではあえてヒミツ!!
来年応募する人がここで知ってしまって応募用紙書いてしまったら選考の意味ないですもんね。。。
一応ヒントは、小樽へ来る目的と、ボランティア精神がある、ということ。
目的意識のしっかりしている方なら、きっとわかりますよね。
今年もたくさんの韓国の皆さまがボランティアに訪れて下さいました。
小樽市内のどこかで見かけた時には、頑張っている彼らへ気軽に声をかけて下さいねー!!
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